日記をはてなに引っ越しします

ていうか、しました → きりかノート 2冊め

これまでの日記はこれまでどおり、ここに残します。

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2009.04.02

AnalysisTool - ワンクリックでLLVM/Clangによる静的解析

Objective-Cプログラムを静的解析できる、LLVM/Clangの静的解析機能は、ふつーはscan-buildというコマンドを使って利用する。

stepwiseからリンクされていたスライド(ちょっと重い)"Finding bugs in your code using LLVM/Clang with a single click"によると、AnalysisToolというGUIのツールがあるとのこと。 インストールの手間がかからないという意味でも、バイナリ配布しているcheckerよりもお手軽。

AnalysisToolには、scan-buildでできる静的解析のほかにもプロダクトの分析機能があるみたいなんだけど、クラスの依存関係とかはちょっとびみょー。これ見ても、ねえ。

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2009.04.01

MacPorts公式のRubyをちょっとだけ修正

configure.inでのCCが正しくないよ、というバグレポートをもらった(#19050)。 LDSHAREDとLIBRUBY_LDSHAREDは'cc'じゃなくて"$(CC)"を使うべきという指摘。 もっともだと思ったので、検証してコミット。

ちゅーかこれはruby本体のほうを変更するべきだよな。で、暫定的にMacPortsも対応するってならわかる。

ruby-coreかredmineあたりに同じ人から報告されてるかと思って検索してみたけど見当たらなかったので、ruby本家にもチケットを作成しといた(#1339)。重複してたらごめんなさい。

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2009.03.31

rb-easyjourとrb-dnssdをMacPorts公式に登録

Rubyのライブラリ、EasyjourでのBonjour利用があまりにも簡単なことに感動したので、依存パッケージのdnnsdと合わせてMacPorts公式に登録した。

easyjourの使い方

ほとんどEasyjourモジュールの関数だけで事足りる。

 # サービスを公開する
 Easyjour.serve("service name", "http", 10088)

 # サービスを検索する
 Easyjour.synchronous_search(5, "service name") {|service| puts service}

こんだけ。だいたいの用途ならこれで問題なし。 同期(のように)検索できるってのがいいな。

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るりまの野良Portfileを20090329版に更新

「るりま」ことRuby リファレンスマニュアル刷新計画で配布されている、リファレンスとツールの野良Portfileを最新に更新しました(参考[ruby-list:45945])。

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«rabrickをBonjour経由で公開してみる