MacPorts が Google Summer of Code 2007 に参戦
MacPorts が Google Summer of Code 2007 に参加とのこと。学生の申し込みは3/24まで。日本語での Google Summer of Code の案内は、 「Google Summer Code 2007 への登録が始まりました」 がでている。
今回の課題を Trac 上の Wiki から見てみよう。
- Task 1 依存関係: variant や バージョンによる依存関係をもっとうまく扱えるように。
- Task 2 Python Group: よくわからん。
- Task 3 仮想 "chroot": ほんとの chroot でなく、tcl スクリプト内に仮想的な chroot 環境を構築して、その中で upgrade のビルドなどを行うように。
- Task 4 バイナリサポート: 今はすべてローカルマシンでビルドするようになっているけれど、バイナリでの提供をサポートできるように。
- Task 5 GUI: port 管理(インストール、アップデート)の GUI インターフェイスを提供。
- Task 6 イメージ: depot にイメージにダイナミックリンクすることで active でないバージョンのライブラリも利用できるように。
- Task 7 root 権限: 不要なところは、通常ユーザに。
- Task 8 Portfiles: Portfile の機能強化。
- Task 9 ミラーリング: ミラーリングでの配布システムの構築。
- Task 10 Lint: Portfile の lint ツールの作成。
- Task 11 自動化されたテスト: 現在あるテストフレームワークの改善。
といったところ。けっこう楽しみ。ユーザとしては、もっとらくちんになりたいのです。
特に、ダイナミックリンクはもっとゆるいバージョンにリンクしてほしいのだよなあ。むしろバージョンなしの .dylib でもよいくらい。MacPorts ばかりに責任があるとは思わないけれど。
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