RubyCocoa 0.13.2 リリース!
RubyCocoa 0.13.2 でました([rubycocoa-devel:1325])。ダウンロードは RubyCocoa: GettingStarted あたりからどうぞ。こないだ Apple からリリースされた MacOSX 10.5.2 では 0.13.1 になっているので、またちょっと新しくなっています。
日本語のリリースノートは今日中には出せると思うので、しばしお待ちを。
(2008/02/16 追記:出しました [rubycocoa:0463])
以下コピペ。
RubyCocoaの新しいバージョン0.13.2をリリースしました。
http://rubycocoa.sf.nethttp://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=44114
から入手することができます。
- MacOS X 10.5 (Leopard)用のバイナリパッケージ
- MacOS X 10.4 (Tiger)用のバイナリパッケージ
- ソースコードのtarball
が用意されています。
Leopardのシステムに用意されているRubyCocoa.frameworkは/System/Libraryにありますが、バイナリパッケージは/Libraryにインストールするので、元からあるRubyCocoaは上書きされません。また、先日のソフトウェアアップデートMacOSX 10.5.2ではRubyCocoa 0.13.1が提供されています。
オリジナルの英語のリリースアナウンスについては以下を参照してください。http://lists.sourceforge.jp/mailman/archives/rubycocoa-devel/2008-February/001297.html
新しい機能
- サンプル Growl が追加されました
- NSSizeにメソッド /, *, +, - が追加されました
- NSPointにメソッド +, - が追加されました
- ActiveRecordSetControllerで複数選択しての削除ができるようになりました
バグ修正など
- Objective-Cクラスのサブクラスでメソッドをオーバーライドした際のバグを修正しました
- 構造体の配列がreturnされたときのバグを修正しました
- 参照があるにもかかわらずGCにより開放されてしまうことがある問題を修正しました
- NSNumber#float?を廃止し、integer?を追加しました。これはNumber#integer?と合わせたためです。
- NSString#scan(regexp){block}のブロック引数が、StringでなくNSStringになるようにしました
- NSString#splitが返す配列にimmutableなNSStringが含まれることがあるバグを修正しました
- NSArray#deleteが常にブロックをyieldするバグを修正しました
- NSNumber#to_fがdoubleを返すようにしました
- ActiveRecordに多くの関連があるときのパフォーマンスを改善しました
- ActiveRecord#to_activerecord_proxyのバグを修正しました
- gen_bridge_docは最新のAppleのドキュメントに対応しました
- libffiがmacosx-deployment-target=10.4で必ず作成されてしまうバグを修正しました
- Tiger用のリリースパッケージを作成できるようにしました
- 修飾子in|out|inoutなどのあるObjective-Cメソッドに対応しました
- サンプル中のデバッグ用ENV['BRIDGE_SUPPORT_PATH']=を削除しました
- メソッドの引数をキャッシュするようにしました
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