MacBookのHDDが死んだ -> Time Machineに感謝しきり
日曜の朝、メールを受信していてなんか遅いなーと思ったら、「カツーン、カツーン」と不吉な音がして、システムが応答しなくなってしまった。
内蔵HDDが壊れたみたい。
買ってきた新しいHDDと内蔵のを交換して、システム再インストール〜Time Machineから吸い出しておおむね復活。
あんま意識しないで外付けにTime Machineしてたけど、すげえ役にたった。みんな使うべきだよ!復元の入力がTime Machineになるだけで、「移行アシスタント」でMacを乗り換えするときと同じようなもん。らくちん。
Time Machineとは別に、数日おきくらいにrsyncでのバックアップもとっているけれど、こっちは今回まったく使わなくて済んだ。
復旧の手順
また壊れたときのためにメモ。自分は/Usersを別パーティションにして、fstabでマウントしているのでひと手間多め。
事前に必要なもの
- 工具(小さめのプラスドライバと星形のドライバ)
- Leopardのインストールディスク
- Time Machineのバックアップデータの入った外付けディスク
1. 内蔵ディスクを交換
バッテリのところを開けて、ふつーに交換するだけ。MacBookは素人でも簡単。(iBook G3のときはとても無理そうだったので店にお願いした)
2. システムを再インストール
Leopardのインストールディスクから、システムを再インストール。交換した内蔵ディスクはフォーマットされていないので、インストーラの「ユーティリティ」メニューからディスクユーティリティを起動してパーティション作成とフォーマット。
インストール自体は特に注意することもなし。10.5.3 Comboアップデータが外付けにとってあったので、それを適用。
3. Time Machineからデータ復旧
初回起動の「ようこそ」の手順のときに、「Time Machineからデータを復元」みたいな選択肢が出てくるので、それを選ぶ。/Usersを別パーティションにしているとき、ユーザの移行ができないっぽい(Firewireでの「移行アシスタント」のときもそうだった。別の起動ディスクのとき、fstab読まないからだろう)ので、ユーザは除外して、ほかのApplicationsやLibraryとネットワーク設定を移行。
ホームディレクトリのファイルは、システム起動後にTime Machineから復元。ユーザは環境設定から新規追加。
バックアップ対象外(Time Machineの領域が足りなかったので)にしていた、/usr/localや/opt/localは、別のバックアップやインストール記録のメモから復旧中。
iTunesのライブラリもサイズ大きいからバックアップから外していた。iPodから復元できるみたいなので、そのうちやるつもり。最悪の場合は再度リッピングでもいいやという感じ。
なぜかSafariのRSSリーダの未読がすごい数になっていた。なんかリセットされた?まあSafariはバックアップみたいなもんで、ふだんはLDR使ってるから気にしないことに。
改善点
以下のことをやってみる。
- fstabをやめる。アカウントの詳細でホームディレクトリを変更した。/Usersというパスでも使いたいので、/Users/usernameをシンボリックリンクに。
- /usr/localや、/opt/localになにをインストールしたかわかるように。MacPortsについては、port installed activeで定期的に一覧を出力して、そのテキストをバックアップすればだいぶマシになるはず。
改善の成果は次になにか起きたときにわかる予定。そりゃなんにも起きないほうがいいけれど、そうもいかないことは毎度まいど思い知らされる。
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